顾伟坤《日本文化史教程》课后习题详解(第9-15讲)【圣才出品】

圣才电子书www.100xuexi.com十万种考研考证电子书、题库视频学习平台第九講桃山文化と芸能の大衆化1.桃山文化の特徴とはなにか。答案：①武士階級とくに大名や上級武士は文化担当の第一線に登場した。②武士階級とならんで文化の担当者として登場したのが町人階級であった。③都市が発展し、海陸の交通と商品流通がさかんになって、町衆文化が発展した。④国際的交流による外国文物の日本輸入も著しくなった。⑤鉄砲とキリシタンに象徴される南蛮文化の影響もまた多彩なものであった。2.日本の茶道は中国のとどういう違いを持っているか。答案：日本の茶道は中国の茶道を継いだだけでなく、自ら発展し特徴を持つようになった。中国茶道との違いは以下の五つの面における。①茶道の三要素、茶?水?火に関する違いA.茶道に使う茶葉：（中）固形茶、（日）散茶B.茶葉とみずに対する温度C.水と温度にかかる時間②作動の作法の違い③礼儀の面でずれがある④茶道具の不同⑤茶会の異なり3.千利休のわび茶の特徴とは何か。答案：わび茶の特徴は三つある：1/9圣才电子书www.100xuexi.com十万种考研考证电子书、题库视频学习平台①茶会の形式と点前を完成させたことである②茶の湯の場である茶室の様式をきわめた点である③茶の理念（和敬清寂）を禅宗に求めた点にある4.乱世文学における物語の主題とはなにか。答案：室町時代の末から安土桃山時代にかけて民衆に受け容れられた物語の主人公は、生まれた土地や家を出て都に上ることによって才能を発揮し、幸運に恵まれた神の前生譚の形をとるようになった。そして、神の本地物としての形式を離れ、卑賤者出世物語への変貌、読者の現世の願望に応える人間像を形成するに至った。2/9圣才电子书www.100xuexi.com十万种考研考证电子书、题库视频学习平台儒学の日本化と諸科学の展開第十講1.儒学は当時の日本でどのように変わったか。答案：①江戸時代の前半である17世紀から18世紀初頭にかけて、中世の仏教に代わって、儒学が近世の思想を代表するものとしてめざましい発展をとげた。②日本の近世では、学者として就職した者には、儒者とよばれる特殊なポストが与えられ、政治上の責任ある地位につけられることはないのが原則であった。2.朱子学と陽明学とはどういうものか。答案：①朱子学：朱熹は南宋の大儒、宋学の大成者で、北宋の新儒学の正統を受け継ぎ、『四書』を尊重し、理を窮め知を致すことを目指す実践道徳を教えた。その思想は朱子学と呼ばれたのである。②陽明学：明代の中国で成立した陽明学は、朱子学を生んだ宋代以来の官僚社会がようやく退廃の傾向をおびるようになった時代を背景としていたから、周囲にとらわれず自己の心の自由や主体性を確保しようとすることに、朱子学よりも重点をおくところに特色があった。3.なぜ諸科学がこんなに早く発展してきたのか。答案：①社会経済の発展によって、教育機構寺子屋が設けられ、民衆が教育を受けることは可能になる。②江戸時代は西洋社会との交流が盛んになって、諸科学の輸入も盛んになった。③これらの科学は社会の発展に有益であるから、政府の支持も得た。3/9圣才电子书www.100xuexi.com十万种考研考证电子书、题库视频学习平台第十一講学問の新しい動向1.国学をやっている代表的な人物は誰と誰か。答案：代表的な人物は国学四大人の契沖、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長である。2.西洋の学問は日本ではどのように摂取してきたか。答案：①まず、長崎のオランダ通詞を介して、通商や航海の実用のために、天文学、暦学、地理学、航海術などへの関心が強く、幅広い蘭学の学習が進められていた。②文化8年（1811)、幕府は、多方面にわたる知識を得るために、天文方に新設した蕃書和解御用係に命じて、オランダ語の百科事典を翻訳させることにした。③蘭学を学ぶ人々は、西洋の知識学問の優れた面を知るにつれ、それを生み出した西洋の社会の仕組みや、思想、文化に対する関心を深め、西洋諸国の富と力に注目し、日本の社会に対して批判的な目を向けるようになった。3.経世論の中身はなにか。答案：享保期に荻生徂徠によって「政治」の意味が再発見されたが、この時期には政治や経済に対する関心がたかまり、学派にとらわれない経世論が登場した。その中身は：①貨幣経済の進展に対応した藩営専売論②殖産興業、重商主義などの経済論③藩交易を対外貿易にまで拡大し、蝦夷地開発などによる海外進出④防海体制を強化する説など4/9圣才电子书www.100xuexi.com十万种考研考证电子书、题库视频学习平台第十二講町人文化とその思想1.元禄文化はどのような環境の下に生まれたか。答案：①文化の成熟②「公」的なものと「私」的なものとの分裂。つまり、政治権力と個人の生き方との間に一種の矛盾が生まれてくる。A.将軍とか大名の権力が強くなり、専制化するという形で現れてきた。B.道徳は自発的であるのが本来の姿であるが、しだいに外部から強制されるものという性格を帯びてくる。C.幕府の法に基づいて裁判をするという政治方針と、民間の慣習としての法の観念との間に、矛盾が生まれていたと見られる。2.町人思想とはどういうものか。答案：町人思想は町人たちが持つ金銭本位、贅沢な消費、実用主義などの思想である。3.化政文化期はどういう特徴をもっているか。答案：①都市の住人であることを自負し、粋や通に憧れる一方、田舎の野暮を軽蔑する江戸っ子的な気風。②消費生活の向上を背景として成長した大衆の文化面への参加。③その二つを実現しているように見える遊里や芝居小屋、盛り場が、世俗的な文化が開花する場として重要な役割を果たしていたこと。5/9